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疲れているときでも手に取りたいもの

きゅっとウエストの締まったエレガントなフレアスカートを履くと、これから出かけることへの気分が高まったり、お気に入りのウェアを着て玄関のドアを開けると、少し億劫なランニングもいつもより少しだけ長く走れそうな気がしてきたり。忙しい日の台所仕事の時間には、エプロンをつけると苦手な料理にも精が出たり。
TPOや機能によってだけが、そのとき身に纏うものを選びとる基準にはならない。
今の気持ちに寄り添ってくれるもの、あるいは今の気持ちをただ高めてくれるもの。そう、自分の心を代弁し、鼓舞してくれるものを選ぶという方法だってあっていい。疲れているとき、心から安らぎたいときにはスビンのカットソーやスウェットについつい手が伸びる。それも立派な“洋服を着る動機”であり、その気持ちに応えられる洋服にはその価値があるということなのだ。
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Photograph:Ryuhei Koumura
Text:Yukina Moriya

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